Windows11は絶対無理なめっちゃ古いパソコンに軽量Linux( lubuntu )を入れる。

日常のあれやこれや

こんにちは。だいごろうです。

超!超〜お久しぶりな投稿となってしまいましたが、なんとか無事に生きてます。

最近ずっと忙しくてこのブログも全然更新できていませんでしたが、ここに来てどうしても行いたい作業があったのでそのことを備忘録としてネタにして載せてしまうこんたんです。

今月、2025年10月14日にWindows10のサポートが終了となり、僕の普段使いのパソコンも11への移行が必要となりました。僕は3台のパソコンを使っておりますが、1台はもとからWin11が入っていて(でもこの初期のWin11はすでにサポート終わってるんだよね(-_-;))あとの2台はWin10。そのうちの1台は趣味でやってる画像編集(超解像)専用マシン。もう一台は仕事用にしてました。

超解像専用マシンはスペックがそれなりに高いのでWin11も全く問題なく使えておりますが、仕事用のマシンはスペックが足りずRufusを使ってインストールは出来たものの動作があまりにも遅い。ちょっとした作業でもすぐにモタモタするので時間がかかりすぎる。ということで、このマシンはストレージとして使うことにして、新たに仕事専用のマシンを用意することに。

でも新しいパソコンを買うのはあれこれ負担なので今回はLinuxパソコンを用意することにしました。じつは18年ほど昔の2007年頃から数年間ほどUbuntuを使っていた時期があって、当時はCompiz fusionの3Dデスクトップなんかで遊んでました。

当時のLinuxもとても良かったですが最近のLinuxはさらに凄いことになっているのでしょうね。では早速試してみますか・・・

まずベースとなるパソコンは数年前にジャンクで買った富士通の『 FM V-BIBLO NF70X 』2007年製のノートパソコンでスペックはCPU:Core 2 Duo T7250 2.0GHz、メモリ:1GB、OS:Windows Vista Home Premiumという代物。

ビスタですよ!!現代の若者は知らないんじゃない?これをベースにメモリを4GBに交換してOSをWin10に入れ直してあるものをたしか2500円ほどで購入してました。

スペックは明らかに時代遅れですが、傷一つないとても綺麗な個体だったのでなんとなく買ってしまってちょっと使って放置してたものです。Win10でも使えなくはなかったのですがやっぱりモッサリとした動作でさらに無線が時々うまく接続できないトラブルもありました。

だから今回はできるだけ軽量かつキビキビと動くOSを入れて仕事ができる環境にしたい。実際よくよく考えてみると、仕事で使うにはGoogle Chromeなどのブラウザとオフィスソフト一式、あとは画像の加工や編集ができるソフトがあればそれだけで十分なのでは・・・僕の場合はWebショップだし。

なんだかんだといろんな機能やソフトが入ったOSはPCへの負担が大きいだけで宝の持ち腐れのような気がしてきた。というかそれが原因で遅くなってる気がする!!

ということで選んだOSは『 lubuntu 』これは『 ubuntu 』と同じソフトが使えて古いPCやスペックの低いPCでも使えるように開発されたもの、必要スペックは下記。

CPU:266MHz以上 (Pentium II or Celeron) 、推奨は1GHz以上 (64ビットプロセッサがより良い性能を発揮)

メモリ:128MB以上 (日常利用には256MB~384MB、理想は512MB以上) 推奨は1GB以上 (快適な使用には2GB以上)

ストレージ:3GB以上 (あるいは2GB以上) 推奨は8GB以上 (快適な使用には20GB以上)

これならうちのPCは十分じゃない、さらにハードディスクをついでにSSDに交換したらめっちゃ良くなるのでは?

ということで安価なSSDも購入してインストールしていきましょう。今回購入したSSDはこちら、『Biwin M100 256GB SSD 2.5インチ SATA III 高速550MB/s 内蔵SSD 高耐久 低消費電力 耐衝撃 PS4対応 メーカー3年保証』アマゾンで2500円ほどで買いました。

まずはlubuntuの公式サイトから最新版をダウンロード、サポートが3年ある24.04.3 LTS (Noble Numbat)を選びました。ダウンロードしたisoファイルをimgBurnというソフトを使ってDVDメディアに焼く。最近のPCでは見なくなった光学式ドライブがせっかく付いているんだから使ってあげましょう。(*^^*)

電源を入れると本来はSSDとインストール用のDVDだけのどちらかから起動するのだけど今回はSSDは新品だから何も入っていないので自動的にDVD起動されました。もし以前から使ってるハードディスクに入れるときは電源を入れた直後に出てくる画面で素早くF12キーを連打するとハードディスクかDVDかはたまた場合によってはUSBメモリかなどの起動媒体を選ぶ画面に入れます。

そして今回はDVDからの起動後に出てくる画面で『 Try or Install Lubuntu 』を選んでインストール開始。

(インストールが完了するまではスクリーンショットが使えないのでカメラで撮した画像です。汚くてゴメン。)

しばらくするとこんな画面が出てくるのでインストール時の言語『日本語』を選択。

Internet Connectionはwifiも選べますがこのPCの無線は調子が良くないので今回は有線のEthernet1を選びました。でInstall Lubuntuボタンを押す。

しばらくするとインストーラー画面が出てくるのでここで順番に選択していきます。

まずはロケーション(地域)の選択。Asia Tokyo。

キーボードは日本語を選択。デフォルトを選択。

今回は本当に必要なソフトだけインストールして無駄を省きたいのでMinimal Installationを選びました。インストール後に必要なソフトだけをインストールする段取りです。

ここでNormal Installationを選ぶとFirefoxやオフィスソフト、VLCメディアプレーヤーやその他のある程度のソフトが最初からインストールされます。

それからハードディスクの割当(パーティション)を選びます。今回は新品のSSDなので何も入っておりませんが、普段通りに『ディスクの消去』を選びます。

ここで以前からお使いのハードディスクの場合は『ディスクの消去』を選ぶと中のデータはすべて消えてしまいますので注意が必要です。

このあとは順番に選んでインストールが完了となります。

無事にインストールが完了してデスクトップ画面が現れたらまずはアップデートを行いましょう。

画像の右下の赤丸の部分をクリックするとアップデートの画面が開きます。ここでInstall Updatesボタンを押すと自動的にアップデートが始まり自動的に完了します。

ここまで来たら必要なソフトを順番にインストールしていきます。ソフトのインストールにはコマンドを使うのが便利です。コマンド入力画面に入るには『 Ctrl+Alt+T』を押してください。

入力途中にパスワードを求められたらlubuntuのインストール時に使ったパスワードを入力してください。

コマンドを使うときには一番最初にシステムを最新の状態にします。

まずは$ のあとにsudo apt update と入力。

【キーボードの日本語入力】

まずは日本語入力ができるようにします。

$ sudo apt install fcitx-mozc

このあとログアウトしてもう一度ログイン、もしくは再起動することで日本語入力できるようになります。

キーボードの『半角/全角 漢字』キーを押すことで切り替え出来ます。

【Google Chrome】

まずはウェブブラウザが何もないのでGoogle Chromeをインストールします。

さっきのコマンド入力画面を開いたら下記のように入力します。下記はコピーして貼り付けてもオッケーです。

ソフトを取得するために下記を入力

$ https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb

それからインストール

$ sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb

さらに下記を入力

$ sudo apt install ./google-chrome-stable_current_amd64.deb

これでGoogle Chromeがインストールできました。

【Firefox】

まずはインストール

$ sudo apt -y install firefox firefox-locale-ja

それから起動

$ firefox

起動したら自動的に画面下のタスクバーにアイコンが現れます。

【LibreOffice】

次にWindowsと互換性のある人気のオフィスソフト『LibreOffice』をインストールします。これでワードやエクセルのようなオフィスソフトが一式インストールされます。

$ sudo apt -y install libreoffice libreoffice-l10n-ja libreoffice-dmaths libreoffice-ogltrans libreoffice-writer2xhtml libreoffice-pdfimport libreoffice-help-ja

これだけでインストールされます。

【Pinta】

Windowsのペイントのようなソフトです。

$ sudo apt install snapd

そして $ sudo snap install pinta と入力。

【Shotwell】

Windowsのフォトのようなソフトです。画像の明るさや傾きなどの調整が出来ます。

$ sudo snap install shotwell

【VLC メディアプレーヤー】

$ sudo apt  install vlc

【Converseen】

画像のサイズを一括で変更(リサイズ)できるソフトです。WindowsのRalphaの代替えになります。

これをインストールするにはまずFlatpakをインストールする必要があります。

$ sudo apt install flatpak

次に $ sudo apt install gnome-software-plugin-flatpak

最後にFlathubを有効化

$ flatpak remote-add –if-not-exists flathub https://dl.flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo

それからConverseenのインストールにかかります。

$ sudo apt install converseen

$ flatpak install flathub net.fasterland.converseen

するとデスクトップの一番左下のアイコンからグラフィックスへと進むとConverseenがあります。

【Brave ウェブブラウザー】

最後に最近話題のブラウザーをインストールしたいと思います。このブラウザーは超高速で広告が表示されないので快適この上ないブラウザーです。Google Chromeのブックマークとかも引き継げます。

速度はなんと!!Chromeの約3倍!!広告が表示されないのでyoutubeなども広告なしで閲覧出来ます。なんてことだ!!さらに個人情報保護や暗号資産を稼ぐ機能まである。とんでもブラウザーなのです。まだメジャーではありませんが今後メジャーブラウザになること間違いなしかと思います。なので早速インストール。

$ sudo apt install curl

$ sudo curl -fsSLo /usr/share/keyrings/brave-browser-archive-keyring.gpg https://brave-browser-apt-release.s3.brave.com/brave-browser-archive-keyring.gpg

$ sudo curl -fsSLo /etc/apt/sources.list.d/brave-browser-release.sources https://brave-browser-apt-release.s3.brave.com/brave-browser.sources

$ sudo apt update

$ sudo apt install brave-browser

これで完了です。お疲れ様でした。

これだけインストールするととりあえずWebショップの仕事はこなせると思います。

じつはこの記事も今回のlubuntuで書いてますが、特に不満はありません。というかあのモタモタしたWin11より快適に書けてます。

今後はRGB出力の画面からHDMIに変換するアダプターでもっと大きなモニターに映したり、別体のキーボードなどを接続してさらに快適に仕事ができるようにしたいですね。ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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