こんにちは、だいごろうです。
今回は我が家のダイニングで使用していた『IKEA LOTTORP(ロットルプ)』という時計を修理しました。
この時計は置いてる向きの上下左右を置き換えることで時計・温度計・アラーム・タイマーの4つの機能が切り替えられる便利な時計。
とくに我が家ではアラーム機能が便利。ゲームをしている子供たちが決められた時間内でゲームを終了するためによく使っておりました。
もう何年前から使っているのかわからないほど長らく使っておりましたが、最近になって向きを変えても機能が切り替わらない症状が続発し、いつのまにか新しいものに交換されておりました。(^_^;)
古いのは処分されそうになってたので僕が回収して修理することに。(#^^#)
だって、この向きで切り替わる機能の仕組みも見てみたいし、きっと単純な構造だから修理も難しくないだろうって。治ったら僕の部屋で使おうかなって。(^^♪
まずは電池を外してみる。案の定、電池の液漏れが発生!!まあ何年も使ってたらこうなるわな。定番だな。(;^ω^)
それでは分解開始!!(^O^)/
裏を見てもネジは見当たらない、だから表面の隙間に隙間専用の工具を差し込んでみる。すると表面の白いレンズ部分を剥がせることが判明。
剥がしたらネジが4か所。レンズは両面テープで止まってました。
(隙間工具は下記の工具セットに入ってます。)
ネジを外してパカっと開くと玉の入ったケースが開いているのを発見!これが切り替えスイッチの正体だな。
で、このケースがなんとセロファンテープで固定されている!!(゚д゚)!テープが剥がれてきて開いたってか。う~ん。そしてこの玉と接点金具の汚れがひどい。これが切り替わらない原因だね。
液漏れしてた電池の接点も掃除する必要があるので背面ボディも分解して掃除します。
電源の配線の上についてたホットボンドはペロっと簡単に剥がれて下からでてきたハンダ部分。ビックリするほど曖昧なハンダ付け(とくにプラス側)(^_^;)。まあこの価格の製品ならこんなこともあるのかな。これをリカバーするためのホットボンドなのかいっ!!(;’∀’)
スイッチ部分も取り外し。埃がひどい。接点も汚れています。
問題の電池接点金具。液漏れ物質が付着しています。この液漏れ物質はとても危険な物質。目を失明する恐れもあるので取り扱いは要注意!!この物質についての詳しい説明は当方の記事でも紹介しているので下記をご参照ください。⇓⇓⇓
では、まずはボディやスイッチ、切り替えボディの掃除。いつもながら中性洗剤でジャブジャブ洗います。
切り替え接点は無水エタノールを綿棒に付けてフキフキ。これで綺麗になります。
スイッチの接点も無水エタノールでフキフキ。
そして玉。無水エタノールに付け込んで綿棒でかきまぜると驚くほど綺麗に。
もともとは金色の玉『キンタマ』だったんだね(#^^#)
表面レンズは研磨剤で磨きます。
接点金具はリューターのブラシで磨いて汚れを取り除きました。
一通り清掃が終わったので組み立て開始!!(^O^)/
まずは曖昧だったハンダ付けもきちんとやり直し。きっちり取り付けたらホットボンドはいらない。構造的にはホットボンドがなくてもショートの心配はない。
逆に切り替えスイッチのケースをホットボンドで固定。セロファンテープよりも断然安心です。(^^)/
レンズ裏の両面テープも張り替え。
そして完成!!懐かしいカセットテーププレーヤーと一緒に記念撮影っス(‘◇’)ゞ
でもこの時計を修理するのってきっとオレだけなんだろうな~ふつうは買い替えるよな(一一”)
僕が運営している自転車プロメカニックのブログはコチラ⇓⇓⇓
コメント